Abusan’s Journey

Photography, Drive, Journey, Camera

何度でも限界を超えていける、それがミリオンライブ(ミリオン 7th Reburn DAY2 ライブビューイング感想)

基本的に52人全員を大切にするというスタンスでミリオンライブやミリシタと関わってはいるが、DAY1は担当がいるからなんとしても現地に行きたいけれどDAY2は担当いないしライブビューイングでもいいかという思いがなかったと言えば嘘になる。
そんな不純な動機を心の片隅に持ちながらライブビューイングに行った。なんと不心得なプロデューサーだろうか。
しかし3時間後、私は担当がいないことが何だと言いながら映画館を出ることになる。

結論から言うと泣いた。1回じゃなく何度も泣いた。
実はライブで泣いたことがない。MOIW DAY2での「10年ずっと一緒です」で泣きそうになったが泣かなかった。そんな私が泣いてしまった。
先に書いたようにDAY2は担当がいない。私のミリオンライブ52人における担当は如月千早桜守歌織であり、担当に追加してもいいんじゃないかというレベルで最上静香と北沢志保、白石紬の3人がいる。そこにDAY2の出演者はいない。
おそらく最初に泣いたのはエタハモだったと思うのだが定かではない。担当(如月千早)の幻影はDAY1と同じように見ていたが、最初は泣いている理由がよくわからなかった。MOIWで泣きそうになった時は明確にそうなる理由があったしそれが自分でもわかっていた。でも今回は理由がわからずただ涙が流れていたのでちょっと何が起こったのかわからないという感じだった。
瞳の中のシリウスのサビ、阿部里果さんのソロで入るところでも私は泣いていたが、そこでようやくなぜ泣いているのか分かった気がする。

感動の限界を超えていく

目の前のスクリーンから発せられる感動が自分の限界を超えているから受け止められなかった感情が出てきているんだとその時の私は解釈した。そう思うとさらに涙が出てきて瞳の中のシリウスから後の曲すべてで泣いた。
DAY1はなぜ泣かなかった理由は私の心が感動を受け止め切れていなかったんだろうと思う。久しぶりの現地で緊張していたというのもあり心が守りに入っていた気がする。
また、私のライブの基準はそれまで6thSSAだった。今思えばあれはあくまでもそれまでの6thライブの総集編であり、ミリオンライブの本気ではなかったんじゃないかと思う。それほどに7thライブはDAY1,DAY2ともにとんでもない感動を私にぶつけてきた。
最後の3曲(なんどでも笑おう、Glow Map、Thank You)の時には今までに体感したことがないと言ってもいい感情でぐちゃぐちゃになっていた。流れてくる歌詞がどんどん胸に刺さっていく。
7thの中止から1年待った先の7th Reburnという流れも、歌詞とリンクする部分がある。狙ったものではないと思うが意識せずにはいられない。

なんどでも笑おう

きっかけは何だったかな? あの日見た輝き 精一杯走り続け 見た景色

迷いと不安の先に 見つけたタカラモノ そこにある全部 全部 愛おし過ぎる笑顔

道はそれぞれ違うけれど 目的地はきっと一緒なんだ 精一杯に輝いたら 最高の奇跡

Glow Map

たくさんの思い出たちが背中押すの 新しい世界はもう目の前に広がってたんだ  

変わらない思いは未来へのパスポート 待っててね夢を超えた夢 掴みに行こう  

届けたいどこまでも夢を繋ごう Glow Map  

そして最後のThank You!
誰かが言っていたがThank You!はミリオンライブのサビだという。確かにその通りだと思う。
Thank You!が世に出てからもう8年が経っているが全く色褪せていない。それはミリオンライブのサビとしてもポジションを担っているからだと思う。
ミリオンライブの全体曲はDreaming!、Welcome!!、Brand New Theater!、UNION!!、Flyers!!!、Glow Mapと発表されるたびに最高を超えてくるけれど、それでもThank You!が持つ魅力とサビとしてのポジションは変わらない。実家のような安心感とも言える。

ミリオンライブは何度でも限界を超えて最高の景色を魅せることができるコンテンツなんだと、7thライブのDAY2にて私はようやく理解した。
Glow Mapの歌詞にあるように最高の一瞬を何度でも超えてきて、これからもずっと最高の一瞬を超えることを目指して夢を繋いでいくコンテンツがミリオンライブなんだと。
そしてそれを可能にしているのがみんなで一緒にというスタンスだろう。

UNION!!

ひとりじゃ届かない ひとりも手放さない

個性[ちがい]を 分かりあうことで 無限大に分かちあう世界

この歌詞に繋がってくる。
52人全員でやるんだということを大切にしているからこそ、今のミリオンライブがある。売り上げのことを考えればミリシタだって人気のあるアイドルを前面に押し出していくことも可能だっただろう。でもそれはせずにみんなで一緒に進んでいくことを選んだんだ。
でもそれはいつも横並びというわけではない。本気の夢だからぶつかりあうこともあるとUNION!!の歌詞にもある。しかしそれは誰かを置いていくためのものではない。
そうして積み上げて重ねてきたものがあるからこそ、私もそこにいない担当の幻影を見ることができるんだと思う。

シャルシャロで君だけの欠片、かおしほで絵本、みらろこでバリボー、スタエレで未来飛行、クリアスカイでファンタジスタ・カーニバル
挙げたらキリがないが、普段と違う組み合わせでやることで新しい世界が広がっていく。これができるのも52人全員でというのを大事にし、多様性を大事にしてきたからこそだと思う。

Glow Map

みんなの気持ち響き合って地図を作ってく

全員が同じではない。個性を認め合ってみんな一緒に歩いていくことで気持ちが響き合う。ライブビューイングの会場でGlow Mapを聞きながら歌詞の一つ一つの重みが心に刺さり涙は止まらなかった。
7th ReburnはDAY1,DAY2ともに最高のミリオンライブだった。最高の一瞬を何度でも超えて、私の中の感動の限界点を何度でも超えたライブだった。本当にありがとうミリオンライブ!